2018年3月1日
藤沢市斎場 お彼岸利用について
神奈川県藤沢市大庭3761番地にございます藤沢市斎場は藤沢市大庭台墓園の敷地内にあり周囲の自然環境を配慮した平屋建ての建物で、大ホール、小ホール、家族ホールと3つの葬儀式場があり家族葬や一般葬などの葬儀、葬式を執り行え、控室は和室2室、洋室2室の計4室を備え葬儀の際の親族控室や通夜振る舞いのお清め会場として利用いただけるほか、控室内でも葬儀、葬式を執り行うことができます。ご遺体の霊安室も備え、また49日などのご法事、ご法要の会場としてもご利用いただけます。
藤沢市斎場は藤沢市役所ホームページにてご参照いただけます。
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/hoken-i1/kurashi/bochi/saijo/saijo/index.html
藤沢市斎場についてはサガミセレモニーご葬儀情報サイトでもご紹介しています。
https://www.sagami-ceremony.com/火葬場/神奈川県火葬場/藤沢市斎場/
春のお彼岸が近づく藤沢市斎場は大庭台墓園使用者の方のご法事、ご法要などで利用されることが多くなってまいります。
今年の春のお彼岸は、彼岸入りが 3月 18日(日)、お中日(ちゅうにち)が 3月 21日(水)(春分の日)、彼岸明けが 3月 24日(土)となります。
藤沢市斎場を利用申込みをするには、故人または申請をされる方が藤沢市内居住者である方及び、大庭台墓園使用者である方は90日前から、藤沢市外居住者の方は30日前から申請、申込みが可能になっていますのでお彼岸の期間はご法事、ご法要などで利用される方が比較的多くなってまいります。
そのため、ご葬儀、葬式利用での斎場全ての施設が春のお彼岸の 3月 19日(月)のお通夜から、3月 25日(日)の告別式までの間、利用ができなくなります。
お彼岸とは、西方浄土(極楽浄土)仏の境地、悟りの世界を「彼岸(ひがん)」、六道(ろくどう)の一つであるいま私たちが生きている煩悩や迷い、苦しみのこの世界を「此岸(しがん)」といい「彼岸」は西方に位置し3月の春分と9月の秋分の日は太陽が真東から昇り真西に沈むことから「彼岸(あの世)」と「此岸(この世)」が通じやすくなると考えられ、西方に沈む太陽を礼拝し遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりといわれています。現在ではそれがやがて祖先供養をすることへと趣旨が変わってきました。
お彼岸は春分、秋分の日を中日(ちゅうにち)とし前後各3日を合わせた計7日間がお彼岸の期間となり、中日(ちゅうにち)に先祖に感謝し残る6日は「此岸」から悟りの境地「彼岸」に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を1日に1つずつ修行をすることで悟りの世界すなわち「彼岸」の境地へ到達することができるというものです。
六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、
「布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)」という六つの徳目で「彼岸」悟りの世界、仏様の境地に到るための六つの修行徳目をいい、お彼岸は「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の修行をする期間になり先祖に手を合わせて感謝する機会だけでなく、人生において大切な6つのこと「六波羅蜜」を実践できているかどうか見つめ直す期間でもあります。
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」とは
布施(ふせ) … 施しという徳
人のために施しを与えること、惜しみなく善いことをすること。
持戒(じかい) … 戒律を守るという徳
戒律を守り、互いに相手のことを考えながら自己を省みること。
忍辱(にんにく) … 忍耐という徳
苦しくても耐え忍ぶこと、悲しいことや辛いことがあっても困難に耐えること。
精進(しょうじん) … 努力を行うという徳
つねに努力すること、向上心を持って最善をつくして努力すること。
禅定(ぜんじょう) … 精神統一という徳
心を落ち着かせること、心を平静に保ち動揺しないこと。
智慧(ちえ) … 悟りを得るという徳
真理、真実を見極め認識力を得ること。智慧の心をもって考えること。
こういったことから、お彼岸は仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことができると考えられてきました。
今は慣習としてご先祖が眠るお墓参りにいくことが多くなっています。