2018年3月5日
秦野斎場 増築棟供用開始について
神奈川県秦野市、伊勢原市に住所地(住民票)がある故人様が利用される神奈川県秦野市曽屋1006番地にございます「秦野斎場」は秦野市伊勢原市環境衛生組合が運営管理を行っている公営の火葬場になります。
現在秦野斎場は、昭和51年9月に火葬炉3炉と待合室3室で供用を開始して以来、その後の火葬需要の増加から平成5年に火葬炉を2炉増設をし、平成10年に待合室を2室増設、現在まで火葬炉5炉、待合室5室の体制で運営をしてきました。
施設供用開始から今年で40年以上が経過し、火葬炉設備については建物自体の長年の老朽化や建物の一部に劣化等が見られるなか適宜修繕や補修を行い機能の保持に努めながら運用を行い、今後は高齢化の進展に伴う火葬件数の増加が考えられ近い将来には現状の火葬炉5炉体制での円滑な対応が困難になることが予想され、このような秦野斎場の現状と課題を踏まえ老朽化が進む施設及び将来需要への的確な対応を図るため「秦野斎場施設整備基本計画」を策定し、平成 28年 11月から秦野斎場の増築及び既存建物の改修を進めてきました。
この「秦野斎場施設整備基本計画」の施設増築によって秦野斎場の施設内に新しく建設されました建物「増築棟」がこの度完成しました。
新設された増築棟内は2階建てとなり1階部分が火葬炉が8炉、うち1炉分が予備炉となり既存の火葬棟内の火葬炉は5炉でしたが3炉増設となり火葬炉は8炉での運用になり、2階部分は火葬の間の控室としての待合室4室、既存の待合室がある待合棟(平屋)の建物の待合室は4室ですので全部で待合室は8室にての供用になります。
新設された増築棟の2階の待合室4室と既存の待合棟の待合室4室はともに椅子席の待合室となりました。
駐車場は普通乗用車39台、マイクロバス9台収容の合計48台の駐車場になります。
新設された増築棟のデザインは外観は丹沢、大山の山並みに溶け込み地域との一体感を表現した大屋根を持つふるさとの民家のイメージのある落ち着きある外観になります。
秦野斎場増築改修工事完成予想図はこちらよりご覧いただけます。
http://www.hadanoshi-iseharashi-kek.or.jp/hs-kanseiyosou.pdf
この増築棟供用開始日は平成 30年 4月 1日(日)からになります。
新しく建設されました「増築棟」の内覧会を平成 30年 3月 17日(土) 13時より15時まで開催しています。
http://www.hadanoshi-iseharashi-kek.or.jp/saijou-nairankai.pdf
秦野斎場内ご葬儀式場につきましては
現在秦野斎場には葬儀式場は設置されていません。これは昭和50年以前の葬儀、葬式は自宅で行われることが一般的であったこと、そして昭和50年以降は自宅葬が減少し秦野市、伊勢原市両市の区域内に多数存在している民間の葬祭業者の葬儀式場で密葬や家族葬、一般葬などの葬儀を行うことが主流となってきたことなどの背景がありこうした式場を設置することにより秦野斎場の施設規模及び建築工事費が増大することなどのことから葬儀式場は設置しないものとしています。
今後の予定については「秦野斎場施設整備基本計画」の第1期工事、現秦野斎場の敷地内にある既存の火葬棟、及び待合棟において通常の火葬業務を継続していきながら増築棟を新たに建設していく「増築棟建設」はこの度の増築棟完成にて完了の運びとなり、第2期工事の増築棟の新設完成後は増築棟にて火葬業務を移転継続していきながら同時に既存の待合室がある待合棟(平屋)の建物の改修をし、既存の火葬棟は解体撤去していく「既存待合棟改修、既存火葬棟解体撤去」がこれからの運びとなります。
増築棟については平成 30年 4月 1日に供用開始となりますが、秦野斎場では引き続き既存火葬棟の解体撤去や既存待合棟の改修及び来場者、ご会葬者の方々等の利用動線を確保しながら駐車場及び外構の整備工事を実施していき工事全体の完了予定は平成 31年 3月を予定しています。
「秦野斎場施設整備基本計画」についての詳細は秦野市伊勢原市環境衛生組合のサイトをご覧ください。
http://www.hadanoshi-iseharashi-kek.or.jp/hs_update-plan.html
秦野斎場増築改修工事についての詳細はこちらよりご覧いただけます。
http://www.hadanoshi-iseharashi-kek.or.jp/saijou-koujigaiyou.pdf